furuya
風に乗って運ばれる、藤色の香り
思い出の糸を辿り、赤く染まる運命
希望の兆候、浅葱色の風が吹き抜ける
若草色の芽吹きのように、未来への序章を刻む
眠っていた記憶が蘇り、謎を解き明かす
自然の図書館、知識の宝庫が扉を開く
真面目な風車が未来を耕し、新たな旅路へと導く
移り変わる景色と共に、液体の記憶も形を変えていく
巡りゆく風に乗って、物語は紡がれていく
夢の中へと誘う、月明かりの影
震える心、淡い桜色の調べ
遠い日の声が、風に揺れて響く
降り注ぐ星たちが、道を照らす
夜露に濡れる花びら、重ねた時間(とき)の詩(うた)
茜色の空、永遠の輝きを描く
道なき道を行く、儚き夢を胸に
鐘の音が響く町で、愛を探し続けて
胸の奥、熱い炎(ほのお)燃やす
再び巡り会うその日まで
涙の雨が降り注ぐ、淡い光の中で
思い出がかすむ、懐かしい日々
熱い心、沈黙の炎よ
孤独な夜、影を追いかけて
[サビ]
風の中で叫んでいる
朽ち果てぬ愛のメロディー